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ドライバーは選び方が肝心!工具選びのポイントを解説します
- 目次 [閉じる開く]
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- ドライバー工具は選び方が重要
- ドライバーの役割と種類
- ドライバーの役割
- ドライバーの種類
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- 貫通型と非貫通型の違い
- ポジドライブドライバー
- トルクスドライバー
- ラチェットドライバー
- 精密ドライバー
- 電動ドライバー
- ドライバー工具の選び方
- 用途別の選び方
- 家庭用
- DIY作業用
- プロ用
- 素材別の選び方
- ブレード(軸)
- グリップ(柄)
- サイズに合わせた選び方
- 電動ドライバーの選び方
- 購入先も要検討
- ドライバー工具のおすすめは?
- 樹脂柄ドライバ ロング マイナス 貫通 D1M2-630
- ドライバーセット(8本組)
- EPS-650 精密ドライバーセット
- DC18V 充電式インパクトドライバー ID774
- ツールセット レッド (82点組) TS227
- まとめ
ドライバーは、家具・家電の組み立てや修理から本格的なDIY作業まで、幅広い用途で使用する工具です。作業用途ごとに適切なドライバーは異なりますが、市販されているドライバーは種類が豊富で形状もさまざまなので、選び方で悩んでいる人もいるかもしれません。この記事では、ドライバーの選び方や種類を解説します。おすすめの商品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ドライバー工具は選び方が重要
ドライバー工具は、選び方が適切であれば安全性と作業性が大幅に向上します。しかし、間違ったドライバーを選ぶと、作業効率が低下するだけでなく、ネジや部品を傷付けてしまうリスクもあります。そのためドライバー選びでは、用途に合った種類やサイズ、品質を見極めることが重要です。加えてメンテナンス性や使いやすさも考慮すると、より長く愛用できます。
ドライバーの役割と種類
適切なドライバーを選ぶには、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。そこで、ドライバーごとの役割と種類を解説します。
ドライバーの役割
ドライバーは、ネジを回して締めたり緩めたりするための基本的な工具です。家庭での簡単な家具の組み立て・DIY作業から、プロの現場での修理など幅広い用途で活用されています。機械部品や構造物には多くのネジが使用されており、精度や安定性を保つために、ネジを確実に固定できるドライバーは欠かせない存在です。
ドライバーの種類
次に主なドライバーの種類を解説します。どのような作業に使うのか確認しておきましょう。
プラスドライバー
プラスドライバーは、ネジの大きさに応じて1番から4番までのサイズがあるので、ネジを傷めないためにも適切に使い分けましょう。また小型の精密機器はネジが小さく、より小さい「0番」サイズのプラスドライバーが一般的です。
マイナスドライバー
マイナスドライバーは先端が平たく直線的な形状で、マイナスネジを回すための工具です。現在はプラスネジが主流になっていますが、古い機械や特定の工業製品、汚れがたまりにくい特徴から水回りでも使用されています。サイズは、刃幅×軸長を組み合わせた呼び方(例:4.5×50mm、6×100mmなど)が一般的です。なお、ドライバーには貫通型と非貫通型があります。
貫通型と非貫通型の違い
貫通型は、金属軸がグリップの末端まで貫通しているタイプです。ハンマーでグリップの尻部を叩いて衝撃を与え、強く締まったネジや錆びついたネジを緩められます。一方、非貫通型は金属軸がグリップの途中までしか入っておらず、グリップ内部で固定されているため打撃には向いていません。他方で電気を通しにくいため、電気を扱う作業時の安全性を高められます。それぞれに特徴があるので、用途に応じて使い分けましょう。
ポジドライブドライバー
ポジドライブドライバーは、ヨーロッパ製の家具や自動車などに使われているポジドライブネジを回すための工具です。プラスネジと似ていますが、ポジドライブネジには特殊な十字形の溝があり、ポジドライブドライバーでなければしっかりと噛み合いません。輸入家具の組み立てや輸入車のメンテナンスをするのであれば、用意しておきたいドライバーです。
トルクスドライバー
トルクスドライバーは、六角の星形の溝を持つトルクスネジを回すための工具です。トルクスネジはヨーロッパやアメリカ製の自動車、電子機器、工業製品などで多く使用されており、大きくT型とE型2種類の形状があります。トルクスドライバーを選ぶ際はネジの形状を確認するか、複数の先端部が備わったセット品の購入を検討しましょう。
ラチェットドライバー
ラチェットドライバーは、ラチェット機構を備えたドライバーです。ラチェット機構とは、回転を一方向にのみ伝達する仕組みで、ドライバーを持ち上げずに連続してネジを回せます。狭い場所や角度がある場所でも、手首を大きく動かさずに作業ができるため、作業効率が大幅に向上します。
精密ドライバー
精密ドライバーは、繊細な作業が求められる場面に役立つ工具です。例えば小さなネジを扱う時計や眼鏡、カメラ、スマートフォンなどの精密機械や電子機器の組み立て・分解、メンテナンスなどに重宝します。
電動ドライバー
電動ドライバーは、手動ドライバーに比べて圧倒的に作業速度が速く、大量のネジ締めを短時間で完了できる便利な工具です。ビットと呼ばれる先端工具を交換すると、さまざまな種類のネジを回せます。
電動ドライバーには、穴あけとネジ締めができるドリルドライバーや、強力な回転と打撃でネジをより強く締め付けられるインパクトドライバーなどがあります。大きなトルク(回す力)が必要なボルトやナットの締め付けにはインパクトレンチが便利です。電動工具ごとの特徴や用途は後述します。
ドライバー工具の選び方
確実な作業をするためには適切なドライバーを使うことが重要です。ここでは、ドライバー工具の選び方を解説します。
用途別の選び方
ここでは、家庭用、DIY作業用、プロ用に分けて解説します。
家庭用
家庭で使用するドライバーとしては、基本的なプラスドライバーやマイナスドライバーを用意しておくと、家具や家電の修理や調整に幅広く対応できます。また、家具の組み立てにはトルクスドライバーが役立つため、複数の種類が入ったセット品を購入するのもおすすめです。作業の精度を求めない場合は、価格が手頃で収納性に優れたドライバーを選ぶのも良いでしょう。
DIY作業用
DIY作業では扱うネジの種類が多くなるため、選ぶ際に検討するポイントも増えます。例えば、ドライバーセットならビットの種類が多い製品を選ぶと用途が広がります。長時間の作業をするなら、手の疲れを軽減するためにも、人間工学に基づいて設計されたグリップを採用しているドライバーがおすすめです。力を必要とする作業には、安全性を考慮して滑りにくい素材のものを選ぶと良いでしょう。また作業効率を高めるには、電動ドライバーの使用もおすすめです。
プロ用
より本格的なDIY作業を行う人にはプロ用のドライバーが適しています。プロ用のドライバーは価格が高くなるものの、先端部の精度が高く安定した作業が可能です。また、ドライバーセットには数十種類のビットが含まれているものもあり、さまざまな作業用途に対応できます。電動式のドライバーを選ぶ場合は、よりパワーのあるインパクトドライバーを検討すると良いでしょう。
素材別の選び方
素材によってドライバーの耐久性や使いやすさが異なります。次に、素材ごとの選び方を見ていきましょう。
ブレード(軸)
ドライバーのブレード(軸)は鋼製が一般的ですが、錆びにくいステンレス製もあります。表面処理にはメッキや黒染(四三化鉄被膜による防錆処理)などがあり、処理方法によっても耐久性が異なるので注目しておきたいポイントです。小さいネジを扱う作業では、先端がマグネット式のドライバーを選ぶとネジを紛失するリスクを軽減できます。
こちらのマグネタイザーがあれば、ドライバーの先端をこすり付けるだけで簡単に磁石化させられます。
グリップ(柄)
ドライバーのグリップには、樹脂柄、木柄、ステンレス柄があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
材質 | 特徴 |
樹脂柄 | ・ソフトタイプは軽量かつ滑りにくい ・ハードタイプは汚れが付いても拭き取りやすい |
木柄 | ・手になじみやすく振動を吸収しやすい ・油の付いた手でも滑りにくい |
ステンレス柄 | ・耐久性と耐食性に優れている ・重量バランスがグリップ部にあり力を入れやすい |
さらにグリップの形状も重要です。包み込むように握って押し回しが楽にできるラウンドタイプや滑りにくい六角タイプ、早回しに適した丸タイプがあるので、特徴を考慮して選びましょう。
サイズに合わせた選び方
ドライバーにはネジごとに適したサイズがあります。プラスドライバーとマイナスドライバーには、それぞれ対応するネジのサイズがあるので、以下のサイズ表を参考にして選びましょう。
種類 | H形 | S形 | |||
呼び番号 | 1番 | 2番 | 3番 | 4番 | 0番 |
軸径(mm) | 5 | 6 | 8 | 9 | 3または4 |
軸長(mm) | 75 | 100 | 150 | 200 | 75 |
軸長(mm) | 50 | 75 | 100 | 125 | 150 | 200 | 250 | 300 |
軸径(強力級)(mm) | 5 | 5.5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 9 | 9 |
軸径(普通級)(mm) | 5 | 5 | 5.5 | 6 | 7 | 8 | 8 | 8 |
刃幅(mm) | 4.5 | 5.5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 10 |
刃厚(mm) | 0.6 | 0.7 | 0.8 | 0.9 | 1 | 1.1 | 1.2 | 1.2 |
軸の長さも、回すネジの大きさに応じて異なります。特にマイナスドライバーは、先端部の刃幅と軸の付け根から先端までの長さがJIS規格で定められているため、異なるサイズのものを数本そろえておくと効率性の高い作業ができます。
アストロプロダクツでは、プラス部分が特殊な形状になっており、1番から3番まで兼用で使えるドライバーを扱っています。
電動ドライバーの選び方
電動ドライバーには以下のような種類があり、それぞれ異なる用途と特徴を持っています。
・電動ドライバー:操作が簡単で一般的なネジ締め作業向き
・ドリルドライバー:穴あけとネジ締めの両方ができる万能タイプでDIY初心者向き
・インパクトドライバー:強力なトルクを発揮し、硬い材質や長いネジの締め付けに適している
・インパクトレンチ:主にボルトやナットの締め付けに使用される強力な工具
・振動ドリルドライバー:コンクリートやレンガへの穴あけに特化している
また電動ドライバーの電源には、乾電池式、充電式、コード式があります。
・乾電池式:軽量で持ち運びに便利だがパワーがやや劣る
・充電式:パワーとバッテリー持ちのバランスが良い
・コード式:作業範囲が限られるがパワーが安定しており長時間の作業向き
初心者や力のない人には軽くて扱いやすい乾電池式の電動ドライバーで十分ですが、より本格的な作業を行いたい場合は、充電式のインパクトドライバーを選ぶと効率性の高い作業が可能です。用途に合わせて適切な電動ドライバーを選び、快適に作業を進めましょう。
購入先も要検討
ドライバーの購入先は、100円ショップ、ホームセンター、プロショップなどさまざまです。100円ショップでは手軽に購入できますが、品質で劣ることが多く、頻繁に使用するドライバーの購入先としてはおすすめできません。特に精密機器の作業には、高品質のドライバーを選んだ方が良いでしょう。
ホームセンターは品ぞろえが豊富で利便性も高いものの、店舗スタッフの知識にばらつきがあるため、初心者が相談しながら購入するにはやや不向きといえます。品質や専門性を重視するならば、プロショップの店舗またはインターネット通販での購入がおすすめです。特にプロショップが運営するインターネット通販では、工具の選び方や使い方を動画や画像で確認できます。
ドライバー工具のおすすめは?
最後に、アストロプロダクツが提供するドライバー工具のおすすめ商品を紹介します。なお、商品価格は2024年9月2日時点の情報です。
樹脂柄ドライバ ロング マイナス 貫通 D1M2-630
マグネット付きでビスをしっかりとキャッチできるマイナスドライバーです。軸が長いので、手が届きにくい箇所の作業に向いています。グリップは手にフィットしやすい樹脂素材を採用し、凸面付きのため滑りにくく力を入れやすい形状です。
・全長:410mm
・先端長さ:300 mm
・先端厚さ:1 mm
・先端幅:6.3 mm
・軸径:7.1 mm
・グリップ径:32 mm
・重さ:200g
また、高品質な日本製ドライバーをお探しの方には以下のプロドライバーがおすすめです。
固着したネジを回すには以下の貫通ドライバーがおすすめです。
ドライバーセット(8本組)
プラスとマイナスのドライバーが4本ずつ入ったセット商品です。軸の長さは40mmから150mmまであり、作業用途に合わせて使い分けられます。しっかりとネジを回せるよう、握りやすく力を入れやすいグリップ形状を採用しています。
・全長:100~270 mm
・軸長:40~150 mm
・軸径:5~8 mm
・重さ:40~135g
EPS-650 精密ドライバーセット
30種類のビットが付属した精密ドライバーセットです。グリップエンドは回転式になっているため早回しが楽にできます。精密機械や眼鏡、時計などに使われる小さいネジを回す際に重宝するドライバーセットです。
・付属ビット数:30本
・差込角:4mm
早回しで効率良く作業するには、以下の精密ドライバーセットもおすすめです。
DC18V 充電式インパクトドライバー ID774
本格的なDIY作業をする人におすすめのインパクトドライバーです。回転と打撃によってボルトやナット、長い木ネジの締緩などの作業を快適に行えます。LEDライト付きなので、暗い場所での作業も可能です。
・本体サイズ:L155×W72×H183mm(ベルト吊り下げフック除く)
・本体重量:840g(ベルト吊り下げフック除く)
・モーター:ブラシモーター
・最大トルク:110Nm
・打撃数:0~3400回/分
・定格使用時間:20分
ツールセット レッド (82点組) TS227
ドライバーをはじめ、レンチやプライヤー、ニッパーなど82点のツールセットです。工具がトレーにピッタリと収まるので、紛失するリスクを軽減できます。これから本格的なDIY作業や自動車整備などをしたい人におすすめです。
・ツールボックスサイズ:W520×D220×H305mm(ハンドル含まず)
・重量:14kg(工具含む)
・セット内容:ドライバー、コンビネーションレンチ、ラチェットハンドル、ニッパー、モンキーレンチ他
まとめ
ドライバー工具は用途が広いため、数種類用意しておくと重宝します。しかし、適当に選ぶと作業性がかえって悪くなることもあるので、選び方のポイントをしっかり押さえておきましょう。コスパを意識してドライバー工具を買いそろえたい人は、アストロプロダクツの利用がおすすめです。アストロプロダクツはラインナップが豊富な上、一部商品はWeb限定で割引価格にて購入できます。ぜひお目当ての工具を探してみてください。
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2024年11月
日 月 火 水 木 金 土 123456789101112131415161718192021222324252627282930 -
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