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割れたバンパーを修理するには?プラスチックリペアで修理する方法を解説!

割れたバンパーを修理するには?プラスチックリペアで修理する方法を解説!

ほとんどの車のバンパーは樹脂製のため、割れやすくできています。割れてしまったバンパーの修理は、プロに頼むときれい仕上がるものの、コストの高さがネックになり、依頼をためらう人は多いかもしれません。とはいえ、自分で修理するのは難しいというイメージを持つ人もいるでしょう。この記事では、割れたバンパーを修理する方法を解説します。バンパー修理のおすすめ商品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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割れたバンパーは修理が必要?

バンパーが割れても、少しくらいなら問題ないと思う人もいるかもしれません。ここでは、割れたバンパーを修理する必要性を見ていきましょう。

修理の必要性

バンパーは車両の外観を整えるだけでなく、衝撃吸収や歩行者保護などの安全性にも関わる重要な部品です。バンパーが割れたままでは、本来の機能性を維持できません。例えば、ADAS(先進運転支援システム)が搭載された車は、バンパーが損傷するとシステムの故障を引き起こし、事故のリスクが高まります。

また、バンパーに小さなひびや傷ができたまま放置していると、ダメージが広がって修理代が高額になる恐れもあります。そもそもバンパーが損傷した状態では車検に通らない可能性があるので、修理は不可欠です。

修理と交換の選択基準

割れたバンパーを放置し、そのまま走行していると次第に割れが広がってしまいます。割れている範囲が小さいうちは修理で対応できますが、バンパーが全体的に損傷していれば交換が必要です。迷った場合は専門の業者に相談のうえ、コストを考慮しながら決めると良いでしょう。特に、前述したADASが搭載された車は、安全性能に関わるためプロに見てもらった方が良いです。

【材質別】バンパーが割れるリスク

バンパーの材質によって、割れやすさやリスクは異なります。ここでは、主要な材質ごとの特徴とリスクについて解説します。

FRP製の特徴とリスク

FRP(Fiber Reinforced Plastics)は、ガラス繊維で強化されたプラスチックで、純正バンパーをはじめ車外のエアロパーツにも使われている素材です。FRP製のバンパーは軽量で高強度というメリットがある一方で、ねじれの力が加わると割れやすいという欠点があります。衝撃に弱く、修理が難しい場合もあるため、注意が必要です。

ウレタン製の特徴とリスク

ウレタン製のバンパーは耐衝撃性に優れ、柔軟性も高い特徴から、多くの車種に採用されているタイプです。衝突しても割れにくく、歪みが生じたり塗装がはがれたりする程度で済みやすいなどのメリットがあります。一方で、強い衝撃を受けて大きく変形してしまうと、修復するのは簡単ではありません。

金属製の特徴とリスク

金属製バンパーは昔の車に多く採用されていたものの、現在では少なくなっています。衝撃で割れるリスクが小さく、頑丈で再使用しやすいメリットがあります。ただし、錆びる可能性があり、修復には専門的な技術が必要です。

割れたバンパーの修理方法【自分で修理する】

バンパーの割れ具合が軽度であれば、自分で修理することが可能です。ここでは、自分で修理するための主な方法を解説します。

主な修理方法

割れの範囲が小さい場合、DIYでの修理が可能です。主な修理方法としては、プラスチックリペア、接着剤、パテ、補修テープを使用する方法があります。それぞれの方法には特徴と適した状況があり、割れの程度や自身の技術力に応じて選択することが重要です。

プラスチックリペア

プラスチックリペアは、電熱で溶着ピンを熱し、バンパーの割れた箇所に渡すように埋め込んで補修する方法です。この修理方法は強度が高く、しっかりと補修したい人に向いています。ただし割れ目が見えるため、パテ埋めや補修ペイントなどで目立たなくする作業が必要です。プラスチックリペアを使ったバンパー修理の手順は後述します。

プラスチックリペアを使ったバンパー修理には以下の商品がおすすめです。

充電式 プラスチックリペア
充電式 プラスチックリペア
充電式でどこでも使えるプラスチックリペアツールです。割れてしまったプラスチック製のバンパーやカウルを、熱したピンやコテで溶かして補修します。
プラスチック補修ピン (50個入)
プラスチック補修ピン (50個入)
ピン式のプラスチックリペアツールで使用する補修ピンです。施工後に余剰部を折り取るための切り欠きがあり、仕上げが容易になっています。

接着剤

接着剤を使ったバンパー修理も広く行われている方法です。接着剤と補修材の機能を兼ね備えた商品や、接着剤の上から塗装できる商品もあります。割れた破片が全て手元にあれば、スムーズに修復できるでしょう。接着剤は用途に応じたものを選ぶのが重要です。

パテ

パテによる修理方法は技術が必要ですが、傷の補修にも使えるため重宝します。不安な人は段ボールなどで練習すると良いでしょう。修理後に塗装しなくても大丈夫なように、あらかじめ塗装されているパテも販売されています。

補修テープ

補修テープは、手軽にバンパーを修理したい人におすすめの方法です。水に強く、簡単に補修できます。ただしテープが目立つため、あくまで応急処置として考えるべきです。見た目が気になる場合は、他の方法との併用を検討しましょう。

自分で修理するメリット・デメリット

自分で修理するメリットは、コスト面を安く抑えたり、補修方法を身に付けたりできる点です。バンパー修理の手順やコツが分からない人も、YouTubeなどの動画配信サービスを参考にすると、スムーズに進められるでしょう。ただし、仕上がりの程度には個人差があり、きれいな部分も傷付けてしまうリスクがあります。そのため、慎重に作業を進めることが重要です。

割れたバンパーの修理方法【プロに依頼する】

修理技術に自信がない人、きれいに仕上げたい人はプロへの依頼がおすすめです。ここでは、プロに依頼する際の主な修理方法とメリット・デメリットを解説します。

主な修理方法

プロにバンパー修理を依頼するなら、カーディーラー、カー用品店、板金塗装店などが選択肢として考えられます。カーディーラーでは純正部品を使用した修理が行われ、費用が高い傾向にある一方で品質は保証されます。カー用品店は、使用する部品が純正ではない場合があるものの、比較的安価に修理できる点がメリットです。板金塗装店はお店によって技術力に差が生じやすいため、評判や口コミを確認してから依頼すると良いでしょう。

プロに依頼するメリット・デメリット

プロの手で修理されたバンパーは、割れた箇所が分からないほどきれいに仕上がります。また損傷の程度を確認した上で、修理と交換のどちらが適切かを判断してくれるので、信頼して任せられるでしょう。ただし自分で修理するよりも費用がかかります。さらに、同じプロでも技術には差があり、必ずしも完璧な仕上がりが保証されるわけではありません。

割れたバンパーの修理にかかるコスト

自分で修理する場合、かかる費用は主に材料費と道具代です。プラスチックリペアキット、接着剤、パテ、補修テープなどを自前で購入する必要があります。これらの費用は比較的安価で、総額で数千円から1万円程度で済むことが多いでしょう。 プロに依頼する際のコストは、自分で修理するよりも高額になります。フロントバンパーの修理費用は3万円〜6万円、リアバンパーは5万円〜7万円が一般的です。修理に塗装も含めると、さらに3万円〜5万円が追加されます。交換が必要であれば、国産車のバンパー交換費用は5万円〜10万円、輸入車の場合は15万円以上を目安に考えておきましょう。

プラスチックリペアで割れたバンパーを修理する方法

プラスチックリペアは、割れたバンパーを自分で修理する際に効果的な方法の一つです。ここでは、プラスチックリペアの仕組みと具体的な作業手順について説明します。

プラスチックリペアの仕組み

プラスチックリペアは、熱した補修ピンやコテアタッチメントでバンパーを溶かし、割れた箇所を修理するための工具です。補修ピンは波型形状になっており、バンパーに食い込むことで外れにくくなります。割れた箇所に渡すように埋め込むため高い強度を期待でき、バンパーの形状を維持しながら修理できる方法です。コテアタッチメントは、バンパーの割れた部分を溶着または溶接して修理する際に使用します。プラスチック棒やステンレスメッシュを溶かして修理しますが難易度は高めです。以下では、補修ピンを使った修理方法を解説します。

作業手順

早速、アストロプロダクツの「充電式 プラスチックリペア」を使った作業手順を見ていきましょう。補修ピンは「プラスチック補修ピン (50個入)」です。なお、本製品はFRP、熱硬化性樹脂には使用できません。 

充電式 プラスチックリペア
充電式 プラスチックリペア
充電式でどこでも使えるプラスチックリペアツールです。割れてしまったプラスチック製のバンパーやカウルを、熱したピンやコテで溶かして補修します。
プラスチック補修ピン (50個入)
プラスチック補修ピン (50個入)
ピン式のプラスチックリペアツールで使用する補修ピンです。施工後に余剰部を折り取るための切り欠きがあり、仕上げが容易になっています。

準備

まずは、バッテリーを充電するために、付属のTYPE-C USBケーブルを本体の充電コネクターに接続します。充電が始まると、バッテリーインジケーターが赤色に点灯します。充電時間の目安は約3.5時間です。充電が完了するとバッテリーインジケーターが緑色に点灯するので、TYPE-C USBケーブルを外してください。 次に、補修ピンを本体のホルダー先端に差し込みます。このとき、誤って加熱しないよう、主電源スイッチは触らないように注意してください。補修ピンが確実に差し込まれていることを確認し、主電源スイッチをONにします。ちなみに、ホルダーの横にも補修ピンを差し込む穴があり、手の入りにくい場所で作業する際はこちらが便利です。

修理

バンパーの裏側から補修ピンを割れた部分に押し当てたまま、本体の電源ボタンを押します。補修ピンはすぐに熱くなり、煙を出しながら樹脂にめり込んでいくので、ズレないようにしっかりと押さえておきましょう。補修ピンは約6秒で最高温度に達するため、油断は禁物です。 補修ピンがバンパーの厚みに対して半分ほど溶け込んだのを確認できたら、動かさないように気を付けながら電源ボタンを放します。強度を高めるには補修ピンをできるだけ奥まで入れる必要があるものの、逆に突き抜けてしまう恐れがあるので注意してください。なお、作業直後はホルダーや補修ピン、溶けたバンパーが高温になっているので触らないようにしましょう。

冷却と固定

バンパーが冷えて固まったことを確認してから、ホルダーを補修ピンから抜きます。熱い状態のまま動かすと、補修ピンが抜けたり、奥に入り込み過ぎたりする場合があるので気をつけましょう。

仕上げ

最後に、飛び出ている補修ピンをニッパーでなるべく根本から切断します。切り口は鋭いので、けがをしないためにもヤスリをかけておくと良いです。ここまでの作業を、バンパーが割れた範囲に合わせて繰り返しましょう。ただし、補修ピンが多いほど強度は高くなりますが、多過ぎると他の部分に負担がかかって破損する可能性があるため注意が必要です。割れた部分の修理が完了したら、バンパー表面の塗装をはがし、パテで溝を埋めて仕上げます。

割れたバンパーを修理する際の注意点

バンパーの修理にはいくつかの重要な注意点があります。特に押さえておきたいポイントを以下にまとめました。

技術力が必要

割れたバンパーの修理には、バンパーの脱着、修理、パテによる補修、塗装など、複数の作業が伴います。特にパテを使った修理は初心者には難しく、失敗するとかえって見た目が悪くなる可能性があります。技術に自信がない人は、プロに修理を依頼することも検討しましょう。

査定結果に影響が出るリスク

バンパーに傷やへこみがあると、売却の際の査定結果に影響する可能性があります。1mmに満たないような小さな傷であれば問題ないかもしれません。しかし、割れている場合は、査定額に大きく響く可能性が高いといえます。特に素人が修理すると、プロのような仕上がりにはならないため、下取り時に査定額を下げられる恐れがあります。査定額を少しでも高めるには、技術力の高いプロに修理を依頼した方が良いでしょう。

割れたバンパーの修理におすすめの商品

修理方法で取り上げた充電式 プラスチックリペアは、熱した補修ピンやコテを使い、プラスチック製のバンパーを溶かして補修するツールです。紹介したように、補修ピンを使った修理は手軽できれいに修復できるおすすめの方法です。コテアタッチメントを使用すればプラスチック溶接もでき、バンパー修理以外にも用途が広がります。コードレスでスリムな本体は、工具箱でも邪魔にならず、どこでもすぐに使えます。 商品へのリンクは以下参考箇所のようにブロックで紹介してください。

充電式 プラスチックリペア
充電式 プラスチックリペア
充電式でどこでも使えるプラスチックリペアツールです。割れてしまったプラスチック製のバンパーやカウルを、熱したピンやコテで溶かして補修します。

まとめ

割れたバンパーは、見た目はもちろん安全性にも影響するので、なるべく早めに修理または交換を検討しましょう。バンパーの修理は技術的に難易度が高いため、自信がない人や確実な仕上がりを求める人は、プロに依頼するのも選択肢の一つです。 自分で修理する場合はリスクを十分に考慮し、丁寧に作業を進めましょう。コストパフォーマンスを意識してバンパー修理のアイテムを購入したい人は、アストロプロダクツの利用がおすすめです。アストロプロダクツの新商品キャンペーンを利用して、お目当ての商品を割安価格で購入しましょう。

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