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パーツクリーナーのおすすめランキング5選!選び方も解説!

パーツクリーナーのおすすめランキング5選!選び方も解説!

車やオートバイなどのパーツに付着した油脂やカーボン汚れを手軽に落とすパーツクリーナー。配合成分・有機溶剤の含有量によって洗浄力に違いがあり、使用するパーツ素材(金属や樹脂など)によって使い分けが必要です。

この記事では、落としたい汚れ、作業内容によって、最適なパーツクリーナー選びができるよう、コツとおすすめのパーツクリーナーを解説しています。

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パーツクリーナーの4つの選び方・コツ!

車やオートバイのメンテナンスに使われるパーツクリーナー。主に油脂やカーボン汚れを落とすために使います。

メンテナンス作業に適したパーツクリーナーを選ぶために、下記4つの選び方・コツをご説明します。

  1. 配合成分・有機溶剤の含有量で汚れ落ちが変わる
  2. 使用可のパーツ素材に注意
  3. 速乾性と遅乾性で選ぶ
  4. クリーニング方法・場所に合ったノズル・バルブかを確認

上記について、順に解説していきます。

1.配合成分・有機溶剤の含有量で汚れ落ちが変わる

パーツクリーナーには、油脂・油汚れを溶かして落とすための成分・有機溶剤と、スプレーを噴射するための成分・噴射剤が含まれています。

パーツクリーナーに含まれる有機溶剤は、炭化水素系の有機溶剤「ヘキサン」やアルコール系の有機溶剤「エタノール」などです。

エアゾル式スプレーの噴射剤には「ブタン」などがあります。

【パーツクリーナーの配合成分例】

ヘキサン:炭化水素系有機溶剤

エタノール:アルコール系有機溶剤

ブタン:噴射剤

パーツクリーナーを選ぶ場合、スプレー缶の内容量に対して、有機溶剤の量がどれだけ入っているかを確認しましょう。

容器に「第1石油類(炭化水素系溶剤)〇〇〇ml」というように記載されています。

この有機溶剤の内容量が多いほど油脂分を溶かす力が強くなりますので、注意して見てください。

2.使用可のパーツ素材に注意

【クリーニング方法・場所に合ったノズル・バルブ】
パーツ素材・加工 使用可否
金属 アルミ、鉄、ステンレス、チタンなど
樹脂系 ゴムなど樹脂系パーツは使用可否確認が必要
メッキ メッキは金属のため使用可
塗装 塗装・塗料は樹脂のため使用可否確認が必要

パーツクリーナーは、主に塗装されていない金属に付着した油脂を洗い落とすために使います。

アルミや鉄、ステンレス、チタンなどの金属パーツ、メッキされているパーツに使用してください。

車やオートバイのパーツには金属やメッキ加工されたものだけではなく、ゴムなど樹脂製のパーツも多いですね。

金属用パーツクリーナーを樹脂製パーツや塗装されたパーツに吹きかけてしまうと樹脂が劣化してしまいますので、注意が必要です。

樹脂製パーツの油脂分を落とす場合は、金属と樹脂のどちらにも使用できるパーツクリーナーを使用しましょう。樹脂製パーツや塗装のダメージが少なく安心して使えます。

3.速乾性と遅乾性で選ぶ

パーツクリーナー選びでは、乾燥する速度の違いにも注意しましょう。

速乾性のパーツクリーナーは、有機溶剤で油脂を溶かしながら、吹き飛ばして落とすタイプです。

メンテナンスをしていると、速乾性のパーツクリーナーではパーツに付着した油脂を落としきれない場合もあります。

そんなときは遅乾性のパーツクリーナーを使いましょう。

遅乾性パーツクリーナーは、有機溶剤が時間をかけて油脂を溶かしてくれるタイプなので、落ちにくい頑固な油脂汚れに吹きかけ、ブラシなどで落としながら使ってください。

汚れの落ち具合で速乾性か遅乾性かを使い分け

速乾性:溶かしながら吹き飛ばし乾燥が早い

遅乾性:じっくり溶かすので、ブラシなどを併用して落とす

4.クリーニング方法・場所に合ったノズル・バルブかを確認

【クリーニング方法・場所に合ったノズル・バルブ】
クリーニングするパーツの状況 噴射面積 ノズル
使用・未使用
バルブ
吹きかけやすい場所(外してクリーニング) 広い 未使用 通常
奥まった場所や接合部分など 狭い 使用 通常
車の下の部分など低い位置のパーツ - - 逆さ吹き

■ノズル未使用/ノズル使用の使い分け

クリーニングしたいパーツが、パーツクリーナーを吹きかけやすい場所にある場合や、パーツを取り外してクリーニングする場合は、一度の噴射で広い面積をクリーニングできるように、ノズルを使わずに吹きかけます。

奥まった場所にある場合や、パーツの接合部など細かな部分の汚れを落としたい場合は、ノズルを使用しましょう。

ノズルには、脱着式と2WAY方式の2種類があります。

脱着式は、必要に応じてノズルを取り付けたり、ノズル付噴射ボタンに交換したりして使用するタイプ。2WAY方式は、ノズルを立てたり折り畳んだりして使用するタイプです。

■バルブ通常/バルブ逆さ吹きの使い分け

車体の下方部分などをクリーニングする場合は、パーツクリーナーの缶を逆さまにしても噴射できる逆さ吹きタイプ(スチールボールが上下するバルブ)のものを使うと作業が楽にできます。

チェーンのクリーニングは注意が必要

パーツクリーナーの4つの選び方をご説明しましたが、金属パーツに隠れるように樹脂パーツが組み込まれているものもあります。

代表的な注意が必要なパーツがシールチェーン。

250cc以上のオートバイに使用されている場合があるチェーンで、シールチェーンには、チェーンプレートの間に潤滑油を閉じ込めたゴム製パーツが挟まれています。

知らずに樹脂パーツを劣化させてしまうクリーナーを使うと、シールチェーンの寿命が短くなってしまいますので、注意が必要です。

おすすめのパーツクリーナー5選!

アストロプロダクツがおすすめするパーツクリーナーをご紹介します。用途に合わせて使用してください。

AP Linda GZ01 ブレーキ パーツクリーナー 840ml

AP Linda GZ01 ブレーキ パーツクリーナー 840ml
AP Linda GZ01 ブレーキ パーツクリーナー 840ml
速乾性で逆さ吹き可能な“AP Linda GZ01 ブレーキ パーツクリーナー 840ml”です。金属パーツのクリーニングに使用できます。 専門性の高い整備作業に適したクリーナーで、オイルエレメントやドレインコック、ブレーキ部分のブレーキランニング、ディスクブレーキパッド、ブレーキドラム、クラッチまわりのクラッチディスク、プレッシャープレート、その他、スプリング、ホイールシリンダー、ホイールバランスウエイトの貼り付け面、金型、各種部品などに使用できます。

KURE(呉工業/クレ) No.3021 パーツクリーナー プラスチックセーフ

KURE(呉工業/クレ) No.3021 パーツクリーナー プラスチックセーフ
KURE(呉工業/クレ) No.3021 パーツクリーナー プラスチックセーフ
ゴムなど樹脂製パーツにも使用できるパーツクリーナー“KURE(呉工業/クレ) No.3021 パーツクリーナー プラスチックセーフ”です。
金属とプラスチックの混合パーツにも使用でき、洗浄力も高いパーツクリーナー。逆さ吹きもできるので、作業性も抜群です。

KURE(呉工業/クレ) NO1431 遅乾性パーツクリーナー 420ml

KURE(呉工業/クレ) NO1431 遅乾性パーツクリーナー 420ml
KURE(呉工業/クレ) NO1431 遅乾性パーツクリーナー 420ml
金属パーツ用で乾燥速度が遅い“KURE(呉工業/クレ) NO1431 遅乾性パーツクリーナー 420ml”です。 落ちにくい頑固な油脂汚れを除去するのに適し、ブラシやウエスなどを併用してクリーニングするタイプ。 逆さ吹きもできるので、パーツの角度に合わせて吹きかけやすいパーツクリーナーです。

KURE No.1014 クリーナーキャブ 420ml

KURE No.1014 クリーナーキャブ 420ml
KURE No.1014 クリーナーキャブ 420ml
キャブレターの内部と外側のクリーニングに使用できる“KURE No.1014 クリーナーキャブ 420ml”です。 キャブレターの内部には、ガム、スラッジ、カーボンなどの汚れが堆積しています。この内部の汚れを除去でき、キャブレター外側・リンケージ部分のクリーニングもできるパーツクリーナーです。

ディーアイディー D.I.D DID チェーンクリーナー (420ML)

ディーアイディー D.I.D DID チェーンクリーナー (420ML)l
ディーアイディー D.I.D DID チェーンクリーナー (420ML)
遅乾性のシールチェーンにも優しい“ディーアイディー D.I.D DID チェーンクリーナー (420ML)”です。 チェーン幅に適した噴射幅に設定され、乾燥速度も遅い、メンテナンス作業がしやすいチェーン用クリーナー。 洗浄力が高くゴミやホコリを取り除き、シールチェーンにも、作業する人にも優しい安全な配合成分です。

ヘッドライトのメンテナンスにおすすめのクリーナー!

パーツクリーナーで車やオートバイのメンテナンスをするなら、ヘッドライトもメンテナンスしましょう。

樹脂製のヘッドライトは、年数が経過すると黄ばみが発生し、点灯時の光のクリアさが損なわれます。

黄ばみを除去するだけで見違えるほどクリアな光になりますので、メンテナンスの際はヘッドライトも一緒にクリーニングしましょう。

まとめ

車やオートバイなどのパーツから、油脂汚れやカーボン汚れなどを除去するパーツクリーナーの選び方・コツと、おすすめのパーツクリーナーをご紹介しました。

パーツクリーナーで不要な油脂汚れなどを洗浄した後は、パーツごとに適切な錆止め剤や潤滑油を塗布してください。

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